中古車を買う時にかかる費用は 中古車購入のポイントをチェック 中古車購入ガイド

中古車購入ガイド

中古車を買う時にかかる費用は

新車と同様、中古車を購入する際も、車両本体価格以外に税金や登録諸費用などの費用がかかります。
車両本体価格以外にかかる費用について一通り知っておきましょう。

●自動車税
排気量に応じて税率が変わる都道府県税。毎年4月1日時点での所有者に排気量によって課税されますが年度途中に購入した場合は、登録した翌月から年度末までの金額を納税するのが一般的です。
軽自動車には都道府県税の自動車税は課されず、市町村税である軽自動車税が課されます。

排気量       年額
1,000cc以下   29,500
1,001cc~1,500cc 34,500
1,501cc~2,000cc 39,500
2,001cc~2,500cc 45,000
2,501cc~3,000cc 51,000
3,001cc~3,500cc 58,000
3,501cc~4,000cc 66,500
4,001cc~4,500cc 76,500


●自動車取得税
車を購入し、登録するときにかかる都道府県税です。
乗用車は取得価格の5%、軽自動車、営業用自動車は3%の納税額が課されます。
取得価格50万円以下のクルマは免税。取得価格とは販売表示価格ではなく課税標準基準に基づいて算出された価格です。

課税標準基準は、新車の場合、車両本体価格+主要オプションの価格の9割に、1000円未満を切り捨てた金額が課税標準基準となり、その価格に税率がかけられます。
中古車場合は、新車時の取得価格を基に年式によって算出された金額に対して税がかけられます。


●自動車重量税
車の車両重量に応じて課税される国税です。下記表のように500kg刻みで課税額が変わります。
ちなみに新車登録時や車検時に車検期間分を前払いする税金なので、車検残がある
中古車は支払う必要はありませんが、購入時に車検を通す中古車の場合は必要となります。

車検期間 1年 2年 3年
車両重量
~1.0t     12,600 25,200 37,800
1.0~1.5t   18,900 37,800 56,700
1.5~2.0t   25,200 50,400 75,600
2.0~2.5t   31,500 63,000 94,500
軽自動車    4,400 8,800 13,200


●自賠責保険
正しくは、自動車損害賠償責任保険。
法律で定められた強制保険で被害者の対人賠償のみの保険で十分な補償内容ではありません。
車検残のある中古車の場合、その分の保険料を販売店に支払うのが一般的です。


●自動車任意保険
上記、自賠責保険では保障が十分でないため、基本的に入るべきものです。
販売店にクルマ購入と合わせて任意保険の加入の相談もできますが、最近ではネットで割安に探すことが多いです。
しっかり補償内容について確認しましょう


●消費税等
車両本体価格をはじめ、オプション装備や付属品、登録手数料など、販売店の収入になる費用はすべて5%の消費税が課税されます。課税されないのは法定費用のみです。
車検残のある中古車を購入するときには、自動車税や自賠責保険料の「月割相当額」も課税対象になります。
クルマの購入時にもっとも多くかかる税金といえます。


●リサイクル費用(2005年1月からスタート)
自動車リサイクル料金は、自動車の適正な処理を行うため、所有者に課せられる費用です。
詳しい金額は各自動車メーカーのHP等で確認しましょう。

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